リスティング広告を自分でやるのと、代理店に任せるのはどちらが良いか

リスティングは一般的にはブラックボックス的な部分が多く、自分で運用したくてもそれが正しいのか判断つきにくいところがあります。代理店側の目線で忖度無しで結果からお伝えしながらメリット・デメリットをお伝え出来ればと思います。

1,代理店に依頼するとメリットが多い

 

 

結論からお伝えすると代理店の人間だから代理店に任せた方がいいというわけではなく、リスティングは基本的に代理店に依頼した方がメリットは沢山あると感じています。

 

自分で運用すると方が手数料は安くなるという最大のメリットについても、結局リスティング担当者の稼働を考えると人件費で比較した場合にマイナスになるケースも多いです。

 

ただし長年広告代理店で活躍していて月の稼働が40時間以内に抑えられていて、かつリスティング以外の施策を考え、実行する人材であればプラスになる可能性も多いのですが、そのような人材は引く手数多なのでずっと社内にいる訳ではないリスクも伴います。

 

次の章では自社で運用するデメリットに何があるのかを詳しく記載します。

 

2,自社(自分)でリスティングを実施した場合のデメリット

 

人件費が高くなるリスクがある

 

リスティングは簡単に設定すれば誰でも対応できますし、分析も自己流でやれば同様です。ただしこだわればこだわるほど時間が増えます。

 

以前年間1000万ほどのクライアント様が自社で内製化(インハウス)したいのでリスティングに特化した人材を採用したので自社でやると言われました。

 

リスティング運用者にもレベルがあるのですが優秀だと言えるリスティング運用者の年収は最低でも450~500万は必要で会社の経費なども考えると年収以上の経費が発生しており、それを代理店の手数料と比較した場合に仮に20%だとしても代理店なら200万で済むところを2倍以上の人件費が発生してしまいます。

 

1でお伝えしたようにその方が他の施策も含めて対応出来るのであれば価値はあるかもしれませんが、リスティングも優秀でその他の分野も優秀(経験、知識)という人材は中々いません。

 

結果的に人件費が高くなることが多くあります。

 

また、ある程度自社で結果を残した担当者は次のキャリアを求めて転職する可能性が高いのがWEBマーケターです。実際転職されて新たな担当者の空回りで成果が下がるケースもあります。

 

マインドシェアがリスティングにとられる

 

FXやデイトレーダーのような投資(投機)をされている方は経験があると思いますが、全て自分の責任として運用しているものは成果がかなり気になります。

 

リスティングの場合は設定のミスによる損失や、ミスじゃなくても分析がきちんと出来ておらず損失を広げるようなこともあるので、何かしら気になってしまい、マインドのシェアを奪われます。

 

その為、本来マーケティング担当者や傾斜が実施しなければいけないリスティング以外のWEB施策、サイト(LP)の改善、サービスの品質向上、マーケティング戦略の強化などに対して考える時間が奪われます。

 

施策を判断できる上司がいないから担当者が暴走する

 

リスティングが分からないから、リスティングに詳しい人材を入社させた場合にその人材が提案したり分析したり運用したりすることに対して最適案かどうか判断出来ず会社が担当者の言いなりになります。

 

優秀な担当者であればそれでもよいのですが、自分を優秀だと勘違いしている担当者も多く存在しており、最適な運用は出来ていないわ、意味のない(多少はある)施策を実施しており、会社の経費を多く使っている方です。

 

例を出すと大手代理店やナショナルクライアントから転職して来た年収の高い担当者のお陰で成果が上がっていると聞いたので、その方が運用しているアカウントを確認したり、施策を確認した上でサイト分析をすると遠回りというか、成果は出ているもののそれだけの人件費、経費をかけているならこの成果が出ているのは当たり前で、ちゃんとやればもっともっと成果が出ているはずなのに会社がそれを判断出来ないからこれからも本来不必要な費用を支払い続けることになると感じたことです。これは言い過ぎではなく、こういう担当者は多く存在しています。

 

3,代理店を利用するメリット

 

2の逆といえばそれまでなのですが、弊社が思う代理店のメリットをお伝えします!

 

成果が悪い、質が悪いと感じたらすぐに解約、移行できる

 

代理店は6000社あると言われています。基本的に単月契約が可能な代理店も増えて来ているので、悪ければ早々に移行できるのは良い点です。

 

運用の質が高い

 

全ての代理店の質が良いことは無いと思いますが、運用に強い弊社のような代理店であれば高い確率で手数料以上に成果が出せると思います。

 

運用未経験、あるいは質が高くない経験者が運用すると本来出るべき成果が出ず、手数料20%以上のメリットが出ないどころか、悪化させる設定のまま運用しているケースもあります。

 

きちんとした代理店だときちんと品質管理をチーム内で実施しているので仕組みも含めて質が高い運用が実現出来ます。

 

媒体からの情報が早い

 

代理店は媒体からのサポートも手厚く、代理店用のセミナーでノウハウの共有することも多く、先行してβ版の機能をいち早く試すことも出来ます。

 

本やYouTube等でリスティングのノウハウを共有している方が増えていますが、誤った情報や古いことも多く、最新の推奨設計は媒体が出している情報がベストでそれをキャッチアップしやすい状況にいるのはメリットです。

 

複雑な分析にも対応可能

 

GoogleAnalyticsを活用した分析だけでなく、セールスフォースのようなSFAとの連携による分析など、代理店じゃなくても対応は可能ですがちょっと難しい、複雑な設定についても任せることが出来るのは社内のリソース削減としてはメリットが多いと感じます。

 

本業に集中出来る

 

正直これが一番かなと思います。リスティング運用者を社内で育てることに時間・リソースを割くのであれば、サービスやオペレーションの改善、CRM、顧客分析、ターゲット検証、SNS戦略、SEO対策、動画制作、経営者であれば経営やマネジメント等に力を入れる方がよりビジネスとしては強くなると思います。

 

餅は餅屋に任せて、やるべきことに集中し、お互いの強みを活かしたパートナーシップを結ぶことを弊社としては推奨しています。

 

今回は以上となります。

 

「結局リスティングは代理店に頼んだ方がよいことを言っているだけじゃないか。」と思われるブログになってしまいましたが、本当に私はそう思っています。

 

ただ6000社もある代理点は悪い代理店も多いので、その場合は出来るだけ早く解約し、その上で本当にリスティング運用スキルが高く、WEBマーケティングに精通していて、素早い対応ができ、何よりもクライアントの事業を必ず成功する為のパートナーとして尽力をするという心構えを持つ担当者がいる代理店を見つけることが良いと思います。

 

過去のブログでどの代理店が良いかのような記事もUPしていますので是非そちらも参考にしてください。最後までありがとうございました!

この記事を書いた人

星野 荘

専門学校卒業後、ITインフラの企業に就職。その後サイバーエージェント系列の会社で3年半、インターネット広告代理店で8年ほど勤務。 WEBマーケティングはブラックボックス的なところがあるので、知識や経験が少ない方でも役に立つ情報を発信していきます。