企業のWEBマーケティングの適切な費用はいくらか。

リスティング、SNS、動画、SEO、サイト分析・改善、LPO、ヒートマップ、CRM、メルマガ、、、WEBマーケティングには様々な手法がありそれぞれ最適化していく必要はありますが「企業としてマーケティングに適切な金額はいくらか?」について今回は10年以上の経験を持つインターネット広告代理店の担当者の視点で皆様にお伝え出来ればと考えております。

1,一般的な予算は売上の1%が販管費

 

私が広告主側(企業側)のマーケティング担当として会社から頂いていた売上予算は1%でした。(8年前ですが1000万/月ほどです。)

 

WEB以外のマーケティングも含むなのでマス広告、チラシ、DMなども含んでおります。

 

1%という考えはWEBマーケティングから出た指標というよりは20~30年前くらいの企業で設定していることが多く一般的にはそのくらい予算感が多いと当時の上司に聞きました。

 

WEBマーケティングの考えで言うとこの1%が当てはまらないかなと思いますが、一つの指標として持っておくと良いと思います。

 

2,LTVから逆算した費用対効果によって適正な数値を決めるのがベスト

 

今一番推奨されているのはLTVです。最終的に顧客がどのくらい購入してくれるかの生涯顧客単価をLTV(ライフタイムバリュー)と呼ぶのですが、そこから逆算した予算設定が今一番おすすめです。

 

例えば一度購入したら半年に一回購入する人が多く解約されにくいサービスなら未来のLTVを予測して設定しなければ行けないのですが最初は仮で設定して常に更新する形が良いと思います。

 

分かりやすい計算式を書くと

 

・想定顧客単価 × 想定購入回数 = LTV

 

になります

 

購入の数が少ないBtoBなどはサンプルとなるデータが少なく安定したLTVが出るまで時間がかかると思いますが、想定LTVが実際のLTVと比べてどうだったのかは少なくとも半年に一度は確認しましょう。

 

当たり前ですがLTVを上げるためには顧客単価を上げるか購入回数(頻度)を上げるしかないです。

 

LTV想定より低いということであればまずこちらのどちらを改善しましょう。

 

3,とはいえ、最初はLTVや販管費よりもアクセスを集めることが重要

 

1と2で予算の考えについて色々記載しましたが、データの量、質が悪い最初の段階で目標を設定し、それに対して予算を設けて配信しても結果が出るのは少ないです。

 

じゃあ、どのように改善して行けばいいかと言うとまずはやはりサイトにアクセス数を集めることです。

 

集めたアクセスに対しての分析を行い、サイト・商品・広告の改善をすることで少しずつ成果が向上していき、売上が出る状態になります。

 

広告でいうと、リスティング広告(Yahoo広告、Google広告)、SNS広告(Facebook、Twitter、LINEなど)が一般的です。

 

4,アクセスを集めた後何をするか

 

何で分析するかというとまずはGoogleAnalyticsになるかと思います。

 

ユーザーがサイトに来て、どのくらい滞在しているのか、どのページで離脱しているのか、購入までの割合はどうか、アクセスあたり何ページ見ているのかなどの数値を出し、その上でどうすればそれらの数値を改善するのか考えてみましょう。

 

5,バケツに穴を防ぐのが最優先

 

サイトの改善には時間も手間もお金もかかります。

 

高いお金を支払い、労力を多く払い考えたサイトで成果が出ないからすぐに改善しましょうというのはかなりしんどいことだと思います。

 

しかし成果が出ないサイトに広告費を支払い続けるのは非常に勿体ないです。

 

失敗したことを公開するよりも現実をみて何をすれば改善するのか。そこを第一に考えて動いて行きましょう。

 

6,全ての成果をあげる

 

サイトの数値も改善しながら、広告側の最適化も実施する、そしてCRMとしては購入してくれたユーザーにDMやメルマガを送付する、そして広告以外の集客としてブログなどのSEO対策や、公式SNSアカウントをTwitterなどでも作るなど、WEBマーケティングはやることが無限にあります。

 

WEBマーケターは全ての出来ごとに対して最適な改善案を提示していく必要がありますが、正直これらの対応をしながら会社に説明して成果を見せていくことは精神的にも非常に大変です。

 

ただ大変だからといって後回しにすると機会損失がどんどん広がっていきます。

 

広告の管理画面で広告の成果を確認し、GoogleAnalyticsの数値でアクセスを確認し、顧客管理で実際の単価や属性などを確認していく、それらの数値を元にそれぞれ何をすべきか優先順位をつけて対応していきましょう。

 

ただ数値だけに囚われると良い成果が出ないケースもあります。実際にユーザー目線にたって自分がユーザーならなぜこのサイトで購入しないのかを考え、その感覚を元にサイトを改善し、結果は数値で見る。のような形でも良い成果は出せるのかなと思っています。

 

7,無料で出来ることをやろう

 

広告は費用がかかりますし、コンサルティングも費用がかかります。まずは土台を作るということであれば自社でブログを毎週2記事作成してアップする、Twitterアカウントを開設しユーザーのフォローをしながら定期的につぶやく、メルマガを発行する、担当者でもバナーを作れるように勉強する。

 

など非常に大変ですが外部に依頼しなくても自分で出来ることも沢山あります。

 

WEBマーケティングは最初に成果が出なくても同じことを続けていくと2年後にとんでもない成果が出る。ということが多くあります。

 

自社で色々やってみたけど成果が出ないのでプロに任せようというところまで社内で対応するのも一つの方法です。

 

8,スピード重視なら予算を多く、リソースに余裕があるなら無料で始める

 

結果を1年以内に出さなければ行けない等、成功率を上げるのであれば外部に依頼しましょう。

 

WEBマーケティングは本当にカスタマイズ性が高く、一社一社に合わせて必要な分析、改善内容を提示して対応することが成果に結びつきやすい方法と思うので、一般的な話だけでなくあなたのサービス・商品に合わせて話してくれて実績・経験がある担当者にあたるのがベストかと思います。

 

根気強く様々な代理店(コンサルティング企業)に問い合わせする、あるいは他社で成功している代理店(コンサルティング企業)を紹介してもらうのが良いかなと考えております!

 

 

今回は以上になります。

 

細かい部分の説明は省いているところがあるので他のブログなども是非一緒に見てみてください!GoogleAnalyticsと広告の連携なども過去に記載しておりますし、他にも有効だと思うことを記載しております。

 

カッテージも随時相談は乗っておりますので是非お気軽に問い合わせくださいね。

この記事を書いた人
星野 荘

星野 荘

専門学校卒業後、ITインフラの企業に就職。その後サイバーエージェント系列の会社で3年半、インターネット広告代理店で8年ほど勤務。 WEBマーケティングはブラックボックス的なところがあるので、知識や経験が少ない方でも役に立つ情報を発信していきます。