リスティング広告で成果が出ない時はPageSpeed Insightsで分析しよう!
1,ページ表示速度が低ければ離脱率が高い
URLをクリックしてからサイトが表示されるまでの時間が長ければイライラしたり、戻るのページを押した経験は皆様にもあると思います。
まさにユーザーも同じで、特にスマホユーザーは少しでも遅いとすぐにサイトから離脱します。
リモートワークのユーザーが増え、以前よりは家のネット環境が向上しているものの、どのような環境であってもサイトがすぐに表示出来れば成果は格段に上がります。
弊社のクライアントの例で高校生をターゲットにした商材だと表示速度を適正にしただけでGoogleのリスティング広告(検索連動型広告)と、Facebook広告のコンバージョンレート(CVR)が3倍になりました。
正直3倍というのは元々のサイトが遅すぎたということもあり良すぎる事例ではありますが、2倍以上になる可能性は十分秘めています。
PCだけでなく、スマホ(WiFi環境があるなし両方とも)でサイトを見てどのくらいのスピードなのかチェックしてみましょう。
2,Googleの無料分析ツールPageSpeed Insights
URLはhttps://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/になりまして、こちらで対象のURLを入力します。
でた結果が1~100点で評価されます。
その際にどこを修正すれば点数が上がるかもきちんと表示されるので対応してみてください。
一番多い改善としては画像関連なので地道に対応すればスピードは上がりやすいです。
ただし、安い値段で作成したサイトは安い分固定のコードで作られていたり、Wixのようなサイト作成ツールなどはコードをいじれなかったり、修正しようにも出来ないケースもあります。
そのあたりで何が一番最適なのか一度社内や、依頼しているサイト制作の企業に相談してみてください。
ちなみにカッテージのサイトの結果はパソコンは96点(めちゃくちゃ高いです)モバイルは70点です。
BtoBのサイトなのでほぼPCユーザーということを考えると96点は非常に素晴らしい数値で、SEO的にも評価されやすいです。(もちろんモバイルの点数を高めることも重要です。)
カッテージは外部パートナーにサイト制作を依頼していますが、その方はコードも含めて最適な形で作成して頂いてます。
サイトのデザイン性も重要ですが、結局スコアが低い(読み込みスピードが遅いなどユーザーにとってマイナスな要素が多い)とユーザーの離脱率の増加、サイトの流入が増えないなど良いことはないので改善していきましょう。
3、サイト改善について優先順位の考え方
1と2でページスピードの重要性をお伝えしましたが、とはいえ限られた予算とリソースの中で目標もある中でPageSpeed Insightsを改善をすることが売上に直結するのか疑問と感じられることも多いです。
個人的にはスコアが50点を下回っていればまず一番最初に改善すべきことだと思いますし、50点以上であればまずは課題を洗い出しましょう。
SEO対策やSNSなども意識した戦略で動いているなら間違いなく最初に着手しないといけないですし、広告からの集客によって売上が成り立っているのであればPageSpeed Insightsよりも、サイトの改善、リニューアル、あるいは広告予算増加や、他媒体の実施の方が目先の売上は向上すると思います。
そのあたり会社の予算、目標、戦略によって変わるので状況に合わせてスケジュールを引いてみてください。
ただ想像以上にリニューアルにお金がかかるのであれば、新たにサイト制作の会社や担当者を変えてもらって、PageSpeed Insightsが高いサイトを作成してもらうのも一つの手だと思います。
今回は以上です。
WEBマーケティングで結果を出すにはお金面もそうですが、リソースも豊富にかかり、また時間もかかります。
成功するまでは本当にこれが最善の策なのか?と悩まれることもあると思いますが絶対に成功させるというマインドのもと、目の前の課題をクリアーしていくと必ず道は開けます。
カッテージではサイト改善、分析、リスティングやSNS(Facebook、Instagram、Twitterなど)の代行や、コンサルティングなども実施しております。
一つ一つカスタマイズした形で提案するので実施するまでにお待ち頂くケースもありますが、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。