リスティング広告はGoogle とYahooどちらが成果が出るか?

皆様、お世話になります。インターネット広告代理店のカッテージです。今回は、初めてリスティング広告を運用される担当者の方からよく相談をいただく「リスティング広告はGoogle とYahooどちらが成果が出るか?」を中心に、広告運用の初期段階で必要なことをお伝えできればと思います!

基本的にはGoogle広告から初めて間違いありません

 

結論からお伝えすると間違いなくGoogleから初めた方が良いです。私の12年の広告代理店&上場企業のインハウスでリスティングを運用していた経験・知識・実績を踏まえて考えた場合にYahoo!よりGoogleの方が、費用対効果と獲得数の両方において優れています。

 

まずは最初にGoogleを始めて、そこから他の媒体に着手することが最善の策だと良いと思います。とは言え確率論なのでYahoo!の方が成果が出る可能性も数%あるかもしれません(特に女性向け商材)。しかし今まで累計で300社以上関わらせて頂いてGoogleよりYahoo!が良かったというクライアントは5%以下だと思います。Yahoo!が良かったパターンについても別途説明します。

 

Googleは検索エンジン市場のシェアが80%※PC

 

2020/02/21時点では日本国内のPCの検索エンジンのシェア(PC)は、Google が 80%、Yahoo! が 12%、Bing が 7% です。 「Google」「Yahoo!」 「Bing」で 99% を超えていると言われており、その中でも圧倒的にGoogleがシェアNo1です。モバイルの検索エンジンにおいてもGoogle が 75%、Yahoo! が 25%と言われておりGoogleがYahoo!を圧倒しています。単純にシェアが多いということは検索するユーザーが多く、成果が見込める為、データも溜まりやすく広告運用において最適化が他の媒体よりも早く可能になります。

 

広告アカウントの運用機能が圧倒的にGoogleが優れている

 

代理店出身の100人に聞いたら間違いなく100人がYahoo!よりGoogleの方がアカウントの運用機能が優れていると言うと思います。しかも使いやすい、、、、だから入稿も分析もしやすいし、改善しやすい。GoogleのAI・機械学習の精度も毎月レベルで向上しており入札単価の設定は昔に比べると非常に楽になったと思います。(だからこそアカウント設計が非常に大事です。)Yahoo!は基本的にGoogleが追加した昨日を後追いで機能を追加していることがほぼなのでそういう側面でもGoogleからスタートすることがおすすめです。ちなみに2021年2月時点(このブログを公開した月時点)ではYahoo!のAI・機械学習の精度はGoogleより低いです。

 

顧客単価はYahoo!の方が上?

 

これは超主観的な話なのですが、私が経験してきたクライアントが媒体別で成果を計測していた場合に何社かGoogleよりもYahoo!の方が顧客単価が高いという結果が出ました。Yahoo!ユーザーの方が年齢層が高く、女性比率がGoogleよりも高いとも言われており、その結果顧客単価はYahoo!の方が高いという仮設がありました。Googleでうまく行かない場合はYahoo!に予算をシフトして顧客の質がどうなったのか確認してみるのも一つの手だと考えております。ただ、、、、個人的な意見としてはGoogleで成果が出ないのにYahoo!で成果が出る。というのは確率的にはかなり低いと思いますしYahoo!だとそもそも検索数が少ないので、Googleで成果が出ない場合はサイトを見直す(LPO)、サービスを改善する等の方が重要度は高いかなと思います。

 

まとめ

 

今回はめちゃくちゃシンプルな話になりましたが、とにかくリスティングでどちらから広告を出向するか迷った場合はGoogle広告のから初めましょう。広告においてGoogle広告で成功するかどうかは最初の関門ですが成功すればビジネスが成功する確率は格段に上がります。自社で実施するのも良いと思いますが餅は餅屋に任せるということで代理店を検討する場合は是非カッテージにご相談下さいませ!今回も記事を読んで頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
星野 荘

星野 荘

専門学校卒業後、ITインフラの企業に就職。その後サイバーエージェント系列の会社で3年半、インターネット広告代理店で8年ほど勤務。 WEBマーケティングはブラックボックス的なところがあるので、知識や経験が少ない方でも役に立つ情報を発信していきます。