リスティング運用を始めて実施するなら設定の前に考えたほうがよいポイント
1,リスティング広告(Google広告、Yahoo広告)での競合を調査
意外と面倒だからとされていない競合調査は必ず比較されるリスティング広告においては絶対に必要な調査です。
ポイントしては全てではなく、自社が出稿しようとしているKWで広告を出している競合のみで調査することです。
SEO(GoogleやYahooで検索した場合に【広告】と表示されておらず自然な順位で検索結果に出ること。)などはSEOの順位を上げるためのテクニックがサイトに凝縮されており、広告で運用する際の競合にはなるもののそれよりは広告を出している競合を調査するほうが有益になります。
値段、サービス内容・範囲、契約期間、デザイン、実績、ターゲットなどを一覧化して【競合と比較した場合に勝てる自社の強み】を明確化しましょう。
もしそれがない。ということであればまずは自社サービスを見つめ直したり、訴求するポイントを改めて整理したりする必要があるかと思います。
2,社内のデザイナーのリソースを調査
リスティングはあくまでもプロモーションの一つの手法です。商品(サービス)やデザイン、UI/UXが良くて、市場的にも競合的にも勝てる場所にれば最初から大きな成果が出るパターンもありますが、全ての広告主に言えることは【サイト、バナーなどを改善し続けることが出来るかどうか。】になります。
リスティングではバナーを作成、追加していき、サイトではGoogleAnalyticsなども連携させてCVRを向上させていく必要があります。
リスティングだけでも最適化は出来るのですが全て実施することで相乗効果で何倍も成果改善に繋がります。
社内のデザイナーがどれだけ時間が確保でき、出来ないのであれば外注費用をどのくらい捻出出来るのかは事前に把握しておきましょう。
3,ペルソナを作る
想定ターゲットについて性別年齢などのデモグラデータだけでなく、性格や仕事に対する価値観などの内面的な部分まで想定して作るペルソナ。
ペルソナについては不必要とか、作っても見直さないとか様々な理由で実施されない企業もありますが、ペルソナが無いと携わる人数が増えてきた時に共通認識のターゲット像がぶれてしまいます。
また、WEBマーケティングの面でもペルソナに響く施策を行うことになるので個人的には必ず作成したほうがよいと思います。
ただしペルソナは一人ではなく3~5パターン作成した上で共通で響くことを訴求すると上手くいくことが多いです。
既存顧客、顧客ヒアリングなども駆使してペルソナ像を固めていきましょう。
4,WEBマーケティング計画
リスティングは広告の一種なのでお金を支払えばサイトに顧客を集めることが出来ます。
ただ広告だけに頼るといざ競合が増えてくるとクリック単価があがり、費用対効果が悪くなってきます。
そこで広告以外の集客経路としてSEO、SNSや、CRMしてメルマガマーケティングなどいざ実施するとなると、1年以上かかるものもあります。
目先の売上でなく、成果を出せる土台を作るために想定できる施策を洗い出し、それらを計画に落とし込み実行していきましょう。
今回は以上です。
やってみなくちゃ分からないのは間違いないのですが、その中で先をきちんと意識して動くかどうかで雲泥の差が出ます。
今はYoutubeも含め情報を集取するツールが世の中に溢れているので是非参考に対応してみてください。
カッテージでは広告代理業、コンサルティング等様々な事業を行っておりますので、何かあればいつでもご連絡ください!
引き続きどうぞ宜しくおねがいします。