代理店がお伝えするリスティングで効果的な広告の作り方
1、サイト(LP)に記載されていない情報を元に広告を作ろう
ユーザーが最初に見るページ(着地するページ)をランディングするページとしてLPと呼びます。
LPは1枚ものの長いLPもあれば、サイトのトップページやサービスページを設定することもあると思いますが、その内容をきちんと広告に反映させることが大事です。
例えばサイトやLPに記載していないことを広告に書いてしまうと、ユーザーがサイトに来た時に『あれ?なんかイメージしていたサイトじゃないな。』と思い直帰(サイトに来て1ページ目で離脱)してしまいます。
自社のサービス・商品に自身や愛情があり、ユーザーをイメージしてしまうので沢山書きたいことはあると思いますが、LP(サイト)と広告はきちんと連動しましょう。
逆にいうとLPに書いてあることでは広告文が弱すぎる!ということであればまずはLPを修正・改善しましょう。
2、競合の広告は必ず調査しよう
ユーザーは平均5〜9回くらい検索して商品を購入したりサービスに申し込んだりしていると言われています。(今はGoogle、Yahooだけでなく、Twitterなどのソーシャルメディアでも検索されるユーザーが増えています。)
これだけ検索されるということは他社と比較されているということです。
もし打ち出したい自社の強みが他社と全く同じだった場合には値段・実績・会社の信頼性などを比較されます。
他社と比較されても勝てる強みは何か?をきちんと意識してそれを押し出すようにしましょう。
もしそれが無い。ということであれば商品・サービスの改善が必要かも知れません。
3、無駄クリックを防ぐ広告文を作ろう
例えば『今なら無料で●●プレゼント中です!』という訴求をするとします。
そうすると、全てのユーザーでかつ、無料に飛びつくユーザー層が集まります。
それで成果が出るのであれば良いのですが、最終的に有料の商品を購入するユーザーが少なければそれは無駄な投資です。
無駄な投資にならないように対象のユーザーだけがクリックしてくれるような広告作成を意識しましょう。
例えば有効な手段としては広告文に値段を記入することです。
値段を書くと対象じゃないユーザーはクリックしないのでクリック率は下がり、クリック数も減りますが、値段を見た上でクリックしてくれる優良顧客の割合が増えて、結果費用対効果があがるケースも多いです。
値段以外だと地域を絞る、ターゲットの業種、性別、年代を絞るのも一つの方法です。
ただし対象を狙いすぎた訴求をしすぎると毛嫌いされる可能性があるのでさり気なく刺さるような訴求がおすすめです。
4、忖度で無難な広告文を作るのはやめよう
よくある失敗で自分はAという広告が良いと思って作成したが上司がNGを出して無難なBという広告になった。というケースです。
その広告が良いかどうかを判断するのは上司ではなく、ユーザーです。上司の感覚は数あるユーザー象の一つにしか過ぎないので、上司の意見を取り入れて作成したパターンとそれ以外でも2パターンくらいをテストしてみましょう。
どのくらい表示回数やクリック数が集まるかによって違いますが、基本的にGoogleの推奨設計は通状の広告3に対して、レスポンシブ広告が2の5つの広告で試すを推奨しています。
期間としては最低1ヶ月見るのが良いでしょう。
成果の良いものができれば、それ以外は停止して常に3パターンでテストする形で時期的要因も考慮してその時に一番良いパターンを追求していきましょう。
今回は以上になります。
当たり前のことばかりと思われるかもしれませんがこれが以外とできていない企業が多いです。
誇大表現を使い過ぎてもだめですし、競合と比較されて負ける強みがなければサイトやサービスを改善が必要です。
自分はこうしたいという視点より、ユーザーから見て選ばれる商品・サービス、サイトになっているかどうか。
それをきちんと表現できているかどうかを意識してぜひ作ってみてくださいね。