成果が出せないリスティング企業の特徴をまとめました
1,担当者の返信が遅い
その日に返信はまずなく、2~3営業日で返信があり、電話しても高い確率でつながらないなど、明らかにキャパオーバーになっているパターンです。
リスティング広告(Yahoo、Google)運用はほぼ対応出来ておらず、定例でもきちんと分析・考察が出来ない為に改善に繋がらず、結局何が原因で成果が出なかったかわからないまま終わるケースが多いです。
2,リスティング広告の設定変更に時間がかかる
こちらも1と似ていますが、例えば成果が出ていないKWの停止依頼、広告文の修正、サイトリニューアルやサイトトラブルに伴う一時停止などの依頼を実施しても3営業日以上かかるのが当たり前のケースです。
広告の運用は時間がかかる設定もありますし、広告などであれば最大3営業日審査がかかるものもありますが、簡単な設定であれば数分で完了できます。
もちろん担当者も他の案件を兼務していたり、社内タスクもあるので全てが即対応は難しいかもしれませんが、それでもどれだけ遅くても2営業日以内に対応可能です。
対応が遅いというのは
・営業が運用者に依頼するのが遅れて遅延するケース
・運用者のリソースが無く遅延するケース
のどちらかですが、どちらにせよビジネスレベル的にも、リソース的にも良い結果が出せる体制には無っていないです。
3,契約前と後で言っていることが違う、やると言っていたことをやらない
契約前の提案段階で伝えた会社概要や、提案資料、あるいはメールなどの内容が全く実行されていないことがあるようです。
本来であれば広告代理店側がきちんとタスク化して進捗を報告していくものですが、クライアントに言われなければやらないことも多いみたいなので気をつけましょう。
4,提案が全く無い
成果がでていても、出ていなくても何も提案が無く不安、不満が募るケースです。
代理店の立場からすると提案が無いのは現状維持ということなので成果を大きくしていくことは厳しいと思います。
成果が出ていなければサイトの改善、広告の運用改善、広告用バナーの改善などがあり、出ていても他の媒体(例えばFacebook広告、Instagram広告、Twitter広告)の調査、提案や、SEO、LPOなど事業を拡大することに必要なものは本当に多くあります。
頻度としては月に一度はもっと良くなる為の提案があることが理想だと思います。
5,最後に代理店側から伝えたいこと
筆者も合計では12年WEBマーケティング業界にいて、クライアントとしての立場も代理店からの立場も経験してきた結果から考えると良いリスティング代理店というのは本当に10%以下しかないと思っています。
インターネット広告代理店は人も流動的(退職)で、ベンチャーなので組織変更(異動)も多く担当者がコロコロ変わったり、良い担当者でも出世すると交代するケースも多いです。
また、会社もいきなり方向性を変えて費用対効果や生産性を向上させたり、これは事業を継続させるのには仕方ないかもしれませんが、予算によってサポートの手厚さが変わります。
どこに依頼するのが良いのか判断するのは難しいかもしれませんが、ホームページの実績はほぼ参考になりません。(筆者はGoogleの最高峰の賞で全国1位を何度も取得している代理店にいたのでよくわかります。)
一番良いのはリスティング広告の運用で実績があり、信頼されている企業を知り合いから紹介してもらうことですが、そもそも知らないケースがほとんどだと思うので、可能なら5~10社に話を聞き、提案の内容もさることながら、その担当者がきちんと自社のサービス・商品を理解した上で噛み砕いてWEBマーケティングの説明や戦略の提案をしてくれて、人間的にも信頼できそうな方を選びましょう。
可能ならその方が運用するような企業が一番良いのかなと思っています。
今回は以上です。
今回の話はどちらからというと契約後の特徴だったので、契約前の特徴はあまり話せてないのですが過去のブログはいくつかそのあたりの話をしているので良かったら見てみてください!
カッテージでは一社でも悪い代理店に当たらないように啓蒙活動をしてきたいと思うので引き続き公開したほうが良いと思える情報はお伝えします。
またカッテージ自身も広告代理店としてリスティング広告(Google広告、Yahoo広告)を取り扱っておりますので何かあれば相談して来てくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。