WEBサイト改善コンサルで失敗しない為に必要な考え方

前回作成したWEBサイト改善コンサルの記事が好評ということもあり、今回は違う目線で弊社が担当してきたクライアントや、弊社以外のWEBサイト改善コンサルを受けていて成功、失敗した事例を皆様に共有します。サイト改善コンサルは千差万別で対応する企業、担当者によって違うのですが共通して言える部分がありそこを把握していれば皆様の失敗を防げると思うのでお伝えします!

1,WEBサイト改善コンサルが求められる理由

 

 

一般的にWEB施策において注目されて実践されるのはリスティング広告や、TwitterやInstagram等のSNS広告、YouTubeのような動画広告などの”集客”の為のツールです。

 

 

広告の飛び先に設定するホームページ(LP)は制作企業等に依頼して完成したものを利用すると思いますが、ビジネス立ち上げ当初は基本的にお金が潤沢にあるわけではないので、出来る限り費用は抑えた形で発注すると思います。

 

 

また、その際にWEBについての経験や知識が無く、何が正解か分からないまま完成させて、そのサイトを改善すること無く、広告を配信する方がほとんどです。

 

 

サイトのリニューアルをするにも、数百万単位に費用が発生する可能性があり、費用対効果に見合うのかどうか不安にもなりますし、そもそも通常業務が忙しく、WEBの知識も乏しいので良いサイトに改善出来るかわからず、改善しなければいけないという思いがありながらも実施出来ていない企業がほとんどだと思います。

 

 

こういう状態だとバケツに穴が空いている状態で水を入れるように、広告を実施しても思うようにユーザーが商品(サービス)を購入しない(申し込まない)です。

 

 

WEBサイト改善コンサルに依頼すると

 

 

・現状を把握した上で整理

 

 

・費用対効果が明確になるので、ロードマップが描ける

 

 

・想定していた成果が出ているかどうか定期的に分析して改善できる

 

 

ことが出来ます。

 

 

WEBマーケターを雇い、対応してもらうことも一つの手だと思いますが優秀なWEBマーケターは数が少なく、年収も700万以上が多いのでそういう投資をするよりは、まずはWEB改善コンサルにピンポイントで入ってもらうことが有効だと考えます。

 

 

2,WEBサイト改善コンサルに依頼する時の注意点

 

 

大事なのは費用、契約期間、業務範囲、そしてロードマップだと筆者は考えます。

 

 

費用の相場は30万〜100万円が多く、契約期間は3ヶ月〜半年が一般的です。こちらについては問題ないと思いますが、結局は費用を支払った以上のリターンがあるかどうかになり、そこで重要なのが業務範囲です。

 

 

WEB改善コンサルで最初に実施する内容で一番多いのが、分析する土台作りの為にGoogleAnalyticsという無料サイト分析ツールを導入したり、分析ツールを導入しているが活用出来ていない設定や集計方法を確立したり、顧客分析をしたりとまずは分析が多いのですが、分析はあくまでも分析でそれをすることでどうサイトを改善するのかどうかに繋げなければいけません。

 

 

サイトの環境や顧客管理環境によっては分析出来る状況を整えるだけで3ヶ月終わる可能性があり、そこからWEB改善コンサルタントが不在でも社内で自走できるのかどうか、そして分析後にどのようにしてサイトを改善、あるいはその他の方法で費用対効果を向上させて行くのかがコンサルの肝になります。

 

 

WEBサイト改善コンサルを導入することで、どのような流れ(ロードマップ)で何が分かるようになり、どのような改善を企業として実施していくことになるのかをイメージでも良いので事前に共有してもらい、納得感がある上で依頼するようにしましょう。

 

 

3,業務範囲について深堀

 

 

2で記載している業務範囲について大事なので深堀します。何故これが重要かというと最初に業務内容を含めた契約書を締結するため(WEBサイト改善コンサルに関わらず一般的にという意味で。)最初に決めた業務範囲を越えた場合は対応出来ないか、追加料金が発生します。

 

 

WEB改善コンサルがスタートして、スケジュール通り進んでも思っていた状況や成果になっていない場合に失敗したと思ってもリカバリーが出来ない状況にならないように気をつけましょう。

 

 

ものすごくシンプルに言うとWEB改善コンサルは基本的にはWEBサイトの数値を計測して、その数値を改善していくためにどうすれば良いのかというものが一般的ですが、実際にはWEBサイトを改善するよりも、サービス改善、強みの明確化、ペルソナ作成、カスタマージャーニーマップ作成などマーケティングに関わる部分をまず分析・改善することや、サイトだけではなく、SEOや広告(リスティング、Google広告、Yahoo広告、Twitter広告、Facebook広告、Instagram広告、LINE広告など)等の集客面の最適化、改善が必要等の方が優先のケースもあります。

 

 

そこまで広範囲で対応してくれる企業があるかどうかは分かりませんが、ある程度柔軟性を持った業務範囲を設定してくるかどうか、あるいは設定した範囲が何故適正かをしっかり説明してもらいましょう。

 

 

4,一番大事なのは担当者の質と品質管理体制

 

 

今までのお話にあるように、WEB改善コンサルで効果を出すには企業のサービス、サイト環境、顧客管理状況、WEB施策への取り組み方、リソース、実績、競合、市場、ターゲットの属性など、様々な要因を加味した上で適正なコンサルティングを行うことが必要になり、WEB改善コンサルタントは知識、経験、そしてセンスのような感覚も必要になり、どうしても属人的になります。

 

 

良いコンサルタントの方とであればそれがベストですが、そうでない場合でも会社としてコンサルティング状況を管理してサービスレベルを均一にしている企業もあるため、その部分においても可能なら体制について確認しておきましょう。

 

 

5,最後にカッテージ(弊社)のWEBサイト改善コンサルティングについて

 

 

弊社は基本的にリスティングを中心とした運用型広告の代行業務を行っておりますが、年々クライアント様のニーズとしてコンサルティングの要望が高まっており、リソース次第ですがWEBサイト改善コンサルティングをさせて頂いております。

 

 

金額は内容次第なので均一ではないのですが、まずはNDAを締結して無料診断をさせていただき、ヒアリングした後にご提案となります。

 

 

カッテージは元々大手代理店に在籍していたメンバーが中心に活動をしておりますが、自分たちが顧客の立場だったとしてもカッテージに依頼したいと思うサービスを提供することを心がけています。

 

 

良いサービスを提供できない場合はお問い合わせを頂いてもお待ち頂くか状況によってはお断りさせて頂きますので、ご了承頂ければ幸いです。

 

 

皆様の課題を解決すべく誠実にプロとして対応致しますので興味がありましたらお問い合わせ下さい。

 

 

長文を読んで頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
星野 荘

星野 荘

専門学校卒業後、ITインフラの企業に就職。その後サイバーエージェント系列の会社で3年半、インターネット広告代理店で8年ほど勤務。 WEBマーケティングはブラックボックス的なところがあるので、知識や経験が少ない方でも役に立つ情報を発信していきます。