代理店が過去経験したリスティング広告の悪い事例7選

代理店に問題がある悪い事例
悪い事例①:リスティング用の計測タグが設置されていない
タグが設置されていなんてありえない。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と多いです、、、
本当に悪質な代理店はタグの存在自体伝えていないという話もありますが、基本的にはシステムの関係でタグが入れられず代替案も無いのでそのまま配信しているというケースです。
特にコンバージョンデータが計測されないと改善に繋げることは難しいので注意しましょう。
悪い事例②:GoogleAnalyticsで分析が出来ていない
成果が出ていても出ていなくてもGoogleAnalyticsを用いた分析は成果向上に非常に役に立ちます。
基本的にはGoogleAnalyticsを使用したサイト分析は別途費用がかかるリスティングとは別サービスなのですが、リスティングに関係がある数値を分析したり、GoogleAnalyticsとリスティング広告をリンクすることで利用できる機能もあり、もし設定されてなければすぐに設定しましょう。
悪い事例③:代理店からの情報共有が少ない
代理店に依頼すると代理店用アカウントで運用することになるので情報は全て代理店が持つことになります。
代理店独自のノウハウがあるので設定の細かい部分など全て共有可能かどうかは代理店次第ですが、そもそも何故今このような状態でこれからどのように改善していくのかなどの運用方針の共有が無かったり、レポートで日別だけしか共有がなく何を持って広告の成果が向上していくのか判断できない状態も良くあるケースのようです。
悪い事例④:リスティング媒体推奨設計になっていない
年々リスティングの媒体(Google・Yahoo)はAI・機械学習が進化し、機能も追加され、広告を評価するアルゴリズムも変化しており、媒体がそれらを考慮した上で一番成果の出す推奨設計というものを情報として出しています。
きちんとキャッチアップできていれば良いのですが、情報の古い本や動画で勉强していたり、我流で運用している方が担当者になると間違えた考え、設計で運用して成果が出ない確率があがります。
媒体推奨設計だと絶対に成果出るわけではないですし、サービスによっては媒体推奨よりも成果が出る方法があるかもしれませんが、確率論として媒体推奨が一番成果出せる確率が高いということは知っておいてください。
広告主側(依頼者)に問題がある悪い事例
悪い事例⑤:サイトの表示速度が異常に遅い
サイトの表示速度が遅いとユーザーの購入率/申し込み率が下がるだけでなく、広告の品質スコアという広告運用の結果に重要なスコアでマイナス影響が出ます。
特にターゲットがモバイルユーザーであれば、その数値は顕著に現れます。弊社の事例としてもページスピードを改善して3倍の成果に繋がった例もあります。
また、Googleがページスピードの評価と改善を提示してくれるツールがありますので、知らないという方は是非一度試して見てください。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
悪い事例⑥:検索数が少ないサービス
例えば地域密着の店舗型のサービスだったり、ニッチなBtoB商品などはそもそも検索数が少なく成果がリスティングでは出しにくいです。
もし出向前に検索数が不安なら代理店に依頼して、GoogleやYahooで想定されるキーワードで検索数がどのくらいあるか想定で出してもらうのも一つの手段です。
悪い事例⑦:他社と比較された時に勝てる強みがない
リスティングは特に比較される広告です。3~5社くらい比較されて問い合わせされることが多いと言われているので、競合と比べた時に
・価格
・契約期間
・機能
・実績
・認知度
・コンテンツ
・サイトのUI/UX
など、比較される可能性があることに対してきちんと情報収集した上で、どのポイントで勝てるのかを明確にしていきましょう。
今回は以上です。
悪い事例を知ることで、どのように今後改善していけば成果が出るのか分かる部分も多いと思いますので、自社の状況と照らし合わせて、より改善するように対応してみてくださいね!
カッテージではリスティング代理店として運用代行やサイト改善コンサルティングの相談も受けております。
もし興味があればご相談頂ければ幸いです!今後ともどうぞよろしくおねがいします。
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