リスティング代理店の乗り換えを検討しているあなたへ
1,そもそも何が不満なのか明確にする。
ミスが続く、担当者の相性が悪い、成果が出ていないなど、様々なな理由でリスティング代理店の乗り換えを検討されていると思いますが、そこをまずは明確にしましょう。
代理店の乗り換えは非常に大変で時間がかかる上に成果が同じ、あるいは下がる可能性もあります。
何が悪いのか明確にしてそれが改善出来るかどうかを乗り換え検討時に代理店に伝えて同じ問題が起こらないように整理しておきましょう。
2,設定上で改善出来るポイントがどのくらいあるか把握する
一番乗り換え理由に多いのが「成果が出ていないから」だと思いますが、よく聞くのが
①そもそも何故成果が出ていないのか担当者の説明がよく分からない
②担当者は頑張っているみたいだが改善の提案が無い
③提案はもらうがその施策が改善に繋がるとは思えない
③レポートが無い。あるいはレポートのデータが少なすぎてよく分からない
という理由です。リスティング代理店と違い依頼している側はリスティングのプロ知識はありません。
そのため、担当者にどう指摘していいのか分からないと思います。
次の章でどこをどう指摘すればいいかお伝えします。
3,確認する設定8つのポイント
意外にも成果が出ていないのに設定が最小限にしかされていないパターンが結構あります。
リスティングであれば
①1広告グループに3~5広告を常にテストしているか。(表示回数が少なければ2パターンでも問題ありません。)
②キーワードのマッチタイプで部分一致以外の割合が80%以上あるか。(部分一致は基本的には新たなキーワードを探す以外は利用しないので20%くらいが理想です。)
③キーワードの除外キーワードの追加や、検索クエリを見て完全一致のキーワードを最低月に1回は追加しているか。
④表示オプションは設定されているか(コールアウト/サイトリンク(説明文込み)/構造化スニペットは必須です。)
⑤GoogleAnalyticsと連携しているか
⑥アトリビューションモデルはラストクリック以外になっているか
⑦入札戦略は自動(スマート自動入札)になっているか。(手動の場合もOKですが自動ではない意図が明確化されている必要があります。)
⑧コンバージョンが出ていなければマイクロCVが設定されているか
になります。
ちょっと専門的な事が多いのでよく分からない方もいらっしゃると思いますが、知り合いに教えてもらったと上記をお伝えしましょう。
特にキーワード関連と、表示オプションは成果が出ていない時には非常に重要なので②~④は必ず聞くようにして下さい。
4,こんなリスティング代理店は運用の質が悪い可能性が高い
カッテージでは過去のブログでも代理店の選び方をいくつか記載しているのですが、今まで乗り換えをしてきたクライアントに話を聞いた成果が出ない代理店の特徴は
①サイトに継続率90%以上!とか、100%成果が上がります!とか誇大表現を利用している
②手数料が20%以下(10%など)は安かろう悪かろうが多い
③契約期間に縛りがある(例えば半年とか)
④担当者が多すぎる(会議だけ参加するが実際には誰も運用していない。)
⑤専門知識が無い(hagakureや3Aって分かりますか?と質問して答えられないのはNGだと思います。)
⑥担当者がコロコロ変わる(半年~1年に一回のペース)
になります。
リスティング代理店を一度使うと長いお付き合いになる可能性が高いので長くお付き合い出来そうな、情熱と知識をもち相性が良さそうな担当者にあたれば是非前向きに検討してみて下さい。
ちなみに、弊社は乗り換えたクライアント様は基本的に全て成果が向上しています。理由としてはきちんと事前に情報を共有してもらい、改善の余地があるクライアントしか乗り換えの提案をしないからです。正直に提案をするのでもし興味を持って頂ければご連絡頂ければ嬉しいです!
今回は以上です。引き続きどうぞ宜しくお願いします!