リスティング広告を実施する時にサイトも合わせて改善していますか?
1,広告分(バナー)とサイトのキャッチコピーを合わせる
広告は基本サイトに記載させれている情報を元に作成しないと、ユーザーが違和感を感じて離脱してしまいます。
効果として出やすいと言われているのは広告とサイト(ファーストビュー)のキャッチコピーを合わせることで、実例としては平均で7~10%あがると言われております。(例えばCVRが1%なら、1.07~1.1%に。)
細かい数値の変化ですが、こういうことを積み重ねることで費用対効果はどんどんあがるので、連動性を意識していない方は是非試して見てください。
2,バナー広告はデザインや画像を合わせる
バナーでは青を背景としているのにサイトだと赤。バナーでは外国人の方の画像を利用しているのに、サイトでは日本人の画像が使われている。など、統一感がなければこちらも違和感があり、離脱が増える傾向にあります。
バナーはクリック率やコンバージョン率が重要なので様々なバナーを試して最適化をしていくと思いますが、実はサイトと連動していないから成果が悪いと判断されているものもあると思います。
例えばクリック率が高いのにコンバージョン率が低くて停止になったバナーがあれば、クリック率が高いバナーに合わせてサイトを改善してみるのも一つの方法になります。
1のキャッチコピーと同様のことが言えますが、意外と連動していないのでサイトを管理するウェブマスターは配信のバナーや広告は把握しておきましょう。
3,GoogleAnalyticsで分析するために広告用パラメーターを作成する
分析・改善を利用する時にGoogleAnalyticsを活用するのが一般的であり、離脱率、ユーザー(セッション)あたりのページビュー数やサイトの滞在時間など、広告の管理画面の数値だけでは計測できないものが分析できます。
その差異にURLにパラメーターをつけると、広告毎にGoogleAnalyticsの数値が確認できます。
例えば弊社のホームページのURLが
https://www.cottage-s.com/
になりますが、そこに下記のようなパラメーターをつけて
?utm_source=google&utm_medium=cpc
https://www.cottage-s.com/?utm_source=google&utm_medium=cpc
とします。
utmは参照元なのでどこの媒体かを記載。(今回はgoogle広告を想定してgoogleと記載)、mediumはcpc(広告と分かるように一般的にcpcと設定することが多いです。)とします。
こうするとGoogleAnalyticsで見た場合にフィルターを掛けることが出来るのでパラメーター毎に成果を確認できます。
他にも細かくパラメーターについては設定出来るので、「広告用 パラメーター 作成」などで検索して詳細は確認してみてください!
4,ヒートマップも導入して分析しよう
ヒートマップを導入すると、ユーザーがクリックした場所や、ページをどこまで見ていたのか、どこがよく見られているのかなどが確認できて、GoogleAnalyticsよりも直感的に分析ができます。
その差際にこちらもフィルターを掛けることが出来るので、例えばパラメーター毎にヒートマップ分析ができ、広告と広告以外のユーザーの動きも確認できます。
基本的に集客経路によってユーザーの違うと思うのでそこも考慮して分析し、そこから得たヒントを広告改善、サイト改善に結びつけましょう。
ちなみに以前ブログで紹介したマイクロソフトが出している無料ヒートマップツールがあるので、是非こちらの記事(マイクロソフトの無料ヒートマップ「Clarity」のオススメ分析方法)を参考に導入してはいかがでしょうか。
今回は以上になります。
一般的には広告の担当者と、サイト管理者は別で動いていることが多く、連動していないことが多いのですが今回お伝えした事例や、ツール導入からの分析・改善を行うことで成果向上に結びつくと思うので、是非実施したり、把握したことが無いということであれば、現場の情報を収集し、会社全体で成果を出していくように動いて見てください!
カッテージではこのような広告と連動した施策などをコンサルティングや、LPOサービスの提案を行っておりますし、広告の運用についての相談も承っております。
もし興味があれば一度問い合わせ頂けると幸いで御座います。
最ごまで読んで頂いてありがとうございました!!!